福田です。
今回はGoogleアドセンスのテスト機能を使い、収益をアップさせる方法として、クリック率を上げるコツを解説していきます。
クリック率を上げるためには、「アドセンス広告の色とブログの色とをなじませておくこと」が大切です。
しかし、どのような色がサイトとマッチしているのかを把握するのは、少し難しいかもしれません。
そこで便利なのが、「テスト機能」です。
テスト機能を使えば、2パターンのカスタマイズした広告が交互に表示されるので、どちらがクリック率が高かったのかを計測することができます。
そして、小さな工夫をしていくことで、最終的には大きな収益の差につながっていくのです。
なので、テストを重ね、収益性が高い広告にカスタマイズすることをオススメします。
では、テスト機能の使い方について、次から解説していきますね。
目次
1.グーグルアドセンスのテスト機能をフル活用していこう!
先ほど述べましたが、Googleアドセンスにはテスト機能がありテスト機能を使うことで、
- RPM(インプレッション収益)が上がる
- ABテストのように、どちらが読者さんの反応がよかったか分かる
といったメリットがあります。
しかもテスト機能は設定が簡単なので、すぐに利用できるのです。
では、上記2つのメリットを順に説明していきます。
1-1.RPM(インプレッション収益)が上がる
インプレッション収益(RPM)とは、表示回数 1,000 回あたりの見積もり収益額を表します。インプレッション収益は実際の収益額ではありません。見積もり収益額をページビュー数、表示回数、またはクエリ数で割り、1,000 を掛けた値です。
計算方法:インプレッション収益=(見積もり収益額/広告表示回数)×1000
引用:AdSense ヘルプ
つまり、簡単に言うとインプレッション収益とは、1000PV当たりどれくらいの収益が発生するかという値になります
そして、テスト機能を使うと「どれがよりインプレッション収益が高くなるか」が分かるのです。
1-2.ABテストのように、どちらが読者さんの反応がよかったか分かる
ABテストとは、「ページの一部分に2パターン用意して、ある特定の期間、どちらがより効果の高い成果が出るのかを検証すること」です。
このABテストをGoogleアドセンスで試すことが可能であり、テスト機能を使えば、元の広告設定とテストパターンで分割されるため、掲載結果で比較できます。
なので、掲載結果のデータに基づいた広告の設定が可能となるのです。
そして、テストの例としては
- どの色の広告文を使えば、広告の掲載結果に好影響を与えるかが把握できる
- 広告の種類をテキスト広告専用にした時と、テキスト広告とディスプレイ広告の両方の場合との比較検証が可能
上記のことが挙げられます。
また、テストの作成方法は自分で作成するのと、最適化ページの最適化案から作成する方法があります。
慣れない方は最適化案から選べば簡単に設定できるので、どんどん試してみてください。
2.具体的なテストのやり方は?検証結果が出るまでは期間が必要
では次に、具体的なテストの方法について解説していきますね。
まずはアドセンスの管理画面にログインして、サイドバーの 「最適化」の「テスト」という手順で進んでいきます。
「新しいテストの作成」「広告ユニットの設定」
そうすれば「広告ユニットの設定のテスト」という画面になるので、テスト名と、テストしたい広告ユニットの名称を入れて、「テストの設定」の「テキスト広告のスタイル」を選択してください。
すると、オリジナルと、パターンという2つが出てくるので、 パターンの方に任意の設定をして、「自動的に優位なパターンを選択しますか?」 をチェックしたまま作成ボタンを押すと、テストが開始されます。
そうすると、ABテストのようなもので、どちらのテキスト広告の色がクリックされやすかったかを指標として測ってもらえるんですね。
そして、テストに十分なデータが得られたら、テストの画面に「お客様のテスト」という欄にデータが出ています。
採用するかどうかを決定して「テスト完了」という流れになります。
以上、具体的なテスト方法の解説でした。
そして、テストに要する時間ですが、アクセスの多いブログであれば数日で終わります。
ただ、アクセスが少ないブログの場合は数ヶ月かかることもあるので、アクセスがある程度集まってからにすると良いですね。
3.グーグルアドセンス広告は、どんなテキスト広告のカラーが反応がいい?
では、広告のカラーを何にしたら反応が良いのでしょうか。テキスト色の組み合わせで最適なのは、
- サイトカラーに合わせる
- 赤文字+黒文字を使う
といった方法がありますが、広告の文字や背景、リンクの色をサイトの配色と同じようにしておくと、サイトの違和感は軽減され、広告をクリックしてもらいやすくなります。
また、サイトカラーが淡い場合は、赤文字+黒文字を使うと目立つので、クリックされやすくなるでしょう。
これは、サイトカラーになじませるのと相反しますが、あえて目立させたい広告の場合に反対色を入れると有効な例です。
ただ、配置する場所やサイトカラー、出現する広告によっても変わってきます。
なので、長期間スパンでGoogleアドセンステストを使用し効果を検証する等、色々と試していくことがオススメです。
4.まとめ
今回は「Googleアドセンスのテスト機能を使って収益を上げる方法」を解説しました。
収益を上げるためにはクリック率を上げる必要があります。
クリック率を上げるコツとしては、アドセンス広告の色とブログの色とをなじませておくことです。
そして、Googleアドセンステスト機能を使うことで、
- インプレッション収益が上がる
- どっちの色が読者さんの反応が良いのかが分かる
といったメリットがあります。
つまり、Googleアドセンステスト機能を使い、分析し、広告を最適化することで収益があがるのです。
なので、Googleアドセンステストの設定は簡単ということもあり、やっておいて損はないと思います。
ぜひ積極的に活用してみてください。