福田です。
本日は、
「ブランディングの意味と戦略的に成功させる3つの思考プロセス」
という内容をお届けしていきます。あなたは、ブランディングと聞くと何か難しいイメージをもしかしたら、持っているかもしれませんね。
特に、ビジネスをしていると、「ブランディング」という言葉をよく聞きます。僕もビジネスを始めた時から、ブランディングという言葉は知っていましたが、本当の意味でブランディングという言葉を理解していませんでした。
しかし、ブランディングについて学んだ今は、ブランディングの「重要性」も理解しています。ブランディングを「正しく」行なうことができれば、業界の基準値である価格で、商売をしなくて済みますし、商品に価値を感じるというよりは、
「あなた(や組織)」
に見込み客は、価値を感じるようになります。そうなってくると、あなたが打ち出していく商品が飛ぶように売れていきますし、長期的にあなたから離れることのない
「ロイヤルカスタマー」
になっていただけます。もちろん、これはリアルのビジネスでもネットビジネスでも根本的な考え方は同じです。
そこで今回は
- リアルビジネス
- ネットビジネス
この「2つの視点」から、ブランディングについて解説を行ないたいと思います。
目次
ブランディングの本来の意味合いとは何か?
そもそも、ブランディングとはどういう意味なのか?
ブランディングとは?
簡単にいうと、ブランディングというのは、あなたの“ブランドに対する価値を高めていくための戦略”です。では、そのブランドとは一体なんなのかというと、ある特定の「商品」や「サービス」が消費者(お客様)によって識別されているとき、その商品やサービスを「ブランド」と呼びます。
まあ、現実的にはブランドを担っているのは、商品やサービスを提供している人や組織ですね。つまり、あなたがブランディングを行なうのは、自分の商品やサービスではなく、「あなた」になります。
「〇〇さんの紹介する商品なら欲しい!」
「〇〇さんの作った商品ならなんでも購入します!」
このように、あなたに「信者化」した人が出てきてくれば、ブランディングが上手くいっている証拠です。
ブランディングの言葉の定義では、商品やサービスの価値を高めることだと定義されていますが、現実、ブランディングの恩恵を受けるのは、その商品やサービスを提供している(紹介している)個人や組織になります。
先ほどの事例は、個人に対するブランディングの事例になりますが、これが企業などの組織のブランディングであれば、さらにわかりやすくブランディングを確立されています。
例えば、
- Apple
- ディズニー
この2つの企業は、
「絶対的なブランディング」
が確立されています。
- Appleであれば、Apple製品は全て揃える
- ディズニーであれば、何百回もリピートをする
Appleとディズニーにはこのような「熱狂的なファン」がいます。「熱狂的なファン」ができれば、何度もお金を落としてくれるので、収入に困らなくなります。
ブランディングをしていくのであれば、
- 個人
- 企業(組織)
問わずに、「熱狂的なファン」を作ることができるのを目的としてもらいたいなと。なので、ブランディングというのは、
- 個人であれば、あなたの価値を高めることをブランディング
- 組織であれば、組織の価値を高めることをブランディング
と僕は定義をしています。
ブランディングはいつから始まるのか?ブランディングで失敗しないための考え方
「ブランディングはいつから始まるのか?」
ということをきちんと理解していないと、完全にブランディングをミスってしまいます。特に、ウェブメディアの場合は、大きなミスに繋がり、報酬に繋がらないといったケースになってしまう可能性があります。
なので、いつからブランディングが始まるのかをきちんと理解をしていきましょう。ちなみに、ここで解説を行なう
「ブランディングとは、いつから始まるのか?」
(ブランディングを仕掛けていくのはいつからか?)
というのは、どのタイミングでブランディングを意識していかなければいけないのかということです。例えば、多くのネット起業家は、
「メルマガの1通目でブランディングが決まるから、1通目に魂を込めよう!」
というような発信をしている人が非常に多くいます。つまり、メルマガに登録してもらって、1通目が届いた時点でブランディングが始まるという考えですね。
ですが、ブランディングとは、メルマガの1通目が読者に届いた時点でも、無料のプレゼントを渡した時点でもありません。では、一体ブランディングはどこから始まるのでしょうか?
答えは、、、
ブランディングの始まりは、読者が、“あなたのメディアに触れたその瞬間”からです。(あなたと接点を持ったその瞬間から)
人は「第一印象」によって、最初は、人や組織に対しての情報(印象)が形成されます。よく「見た目が9割」って言いますよね。
まさに、その通りで、第一印象が最悪だったら、その後のコンテンツも見てもらうことができません。なので、第一印象はブランディングでは、意識していく必要があります。
ここ最近は無くなりましたが、僕は、高校時代や専門学校時代の第一印象って、かなり最悪だったんですよね。
「一生仲良くならなかったと思ってた」
と、3人に1人は、僕と喋ったあとに言われていました。僕は結構「人見知り」なところがあるのですが、学生時代は極度の人見知りだったんですよね。
その人見知りもあってか、自分から誰かに話しかけるということは、ほぼありませんでした。
「話しかけられた人とだけ話せばいいや。」
そんな気持ちで生活をしていたのです。でも、話しかけられた人からは、
「第一印象は悪いけど、印象とは違うね」
という言葉をもらっていましたが、正直、今考えるとものすごく勿体無い生活を送っていたと思います。本来の自分とは、違う自分に周りから見られていて、そのせいで、僕と一度も話すことがなかった人もおそらく数多くいるでしょう。
ビジネスでいう、見込み客を逃しているのと同じです。これがビジネスだったら、かなり大きなダメージになります。本来、自分の見込み客になりそうな人が、第一印象が悪いという理由で、見込み客になる機会を逃してしまっているわけです。
しかも、一度離れた読者は、ほとんどの確率で、あなたのメディアに戻ってきてくれません。ブックマークしていない限り、何度も訪れる手段はありませんし、よっぽど、印象に残っていないと、リピートはあり得ないですよね。
だからこそ、あなたのメディアに触れた瞬間から、ブランディングを意識しないといけません。
具体的にメディアに触れた瞬間とは、どのような部分のブランディングを意識するべきなのか?
ウェブ上のメディアであれば、
- 記事(文章)
- 動画(動画のクオリティー)
- デザイン(サイトデザイン)
基本的には、この3つがインターネットを活用したビジネスでは、第一印象になってくるのではないでしょうか?よって、この3つのクオリティーを上げていくことで、一番最初の「ブランディング」になるということです。
リアルのビジネスであれば、意識するところは、ファーストコンタクトをする時です。
- 電話対応
- 来店時(接客や内容などの雰囲気)
などなど、リアルでの対面じゃなくても、ファーストコンタクトは、とりますよね。このファーストコンタクトが、あなたや組織のイメージを最初に作り出します。僕が以前、美容師だった時にいたお客さんの中には、
「電話対応が一番よかったから、このお店にしました!」
とファーストコンタクトでのブランディングが上手くいっていた事例があります。このように、ファーストコンタクトで、見込み客をガッチリと掴むこともできるので、ウェブ上であれ、リアルであれ、「ファーストコンタクト」を大事にしてください。
ブランディングを高めビジネスを成功させる3つのプロセス
では、具体的にどこをどうすれば、ブランディングを高めることができて、ビジネスを起動に乗せることができるのか?それは、下記の3つのポイントを意識して高めていくことです。
- 機能的価値
- 感情的価値
- 世界観
この3つが重なり合った部分がブランディングになります。
上記のような図でブランディングは表すことができ、どこかが欠けてはいけませんし、1つだけ飛び抜けていても、他を高めていなければ、ブランディングを構築していくことはできないのです。
1、機能的価値とは?
機能的価値というのは、考え方としては何か説明書であったりノウハウなどのことです。つまり、その内容を知っている人であれば、誰が説明しても同じ内容になります。
それが機能的価値です。機能的価値を与えてあげる理由は、自分には知識があると認識をしてもらうため。
「この人はこの分野で知識がある人なんだ!」
このように思ってもらうことができるのが機能的価値と言われるものです。機能的価値を高めるには、膨大な量のコンテンツを見せることが最も有効な手段になります。
逆に、中途半端な機能的価値を提供しても、全く効果はありません。例えば僕のネットビジネスの初心者講座ですが、この初心者講座は、僕が稼いできた道のりを出し惜しみなく公開をしている講座です。
【福田オリジナル無料ブログ講座】
Success Road Map『僕がネットビジネスで月収100万円稼げるようになった全てを公開』
この講座は、自分で言うのもアレですが内容はかなり充実しています。そして、この講座を見てくれた肩の多くは、
「こんな情報を無料で公開しているを見るのは初めてです!」
「有料の教材よりも質の高い情報があり目から鱗でした!」
と日々、感想をいただいています。このようにですね、コンテンツ量を増やして自分のノウハウを公開することでブログでしっかりと信頼を獲得することができます。
機能的価値を伝えるには、よりわかりやすい文章を買いていく必要があるので、下記の文章力を向上させるための記事を参考までに。
【参考記事】
文章力の向上方法について宇崎恵吾と5億円コピーライターのWriting of Grammarで深く学びました
2、感情的価値とは?
感情的価値というのは、あなたの感情的な部分を文章や言葉にすることです。また、あなたの経験談やストーリーを語ることも感情的価値を高めるのに有効な手段になります。感情を文章や言葉にするということは、
- 好きか嫌いか
- 悲しい
- 嬉しい
- 面白い
というような感情がありますが、これをきちんと文章に込めていくことです。さらに、具体的に自分の感情を描写してあげることで、より感情的価値が高まっていきます。
- なぜ、好きか嫌いか
- 悲しいと思った理由やその背景
- 嬉しいと感じた出来事
- 面白いと感じた出来事
などをリアルにイメージできるように書いていくことが感情的価値を高めるポイントです。そして、経験談やストーリーについてですが、これらの話を文章や言葉に盛り込むことで、よりリアリティーのある文章を書くことができるようになります。
これまで、僕はいろんな人の文章を添削していきました。その添削をして来た中で、書き手が自分の経験談やストーリーを語るときは、文章が下手な人でもリアリティーがあり「臨場感のある文章」を書くのです。(それ以外の文章は壊滅的ですが・・・。)
そして、このように臨場感のある文章を書けば、あなたの経験談に共感する人もいますし、共感をしてもらえれば、読者との信頼関係は強くなります。また、感情的価値は機能的価値と違い、あなたのことを「好き」か「嫌い」か判断する材料にもなります。
「感情」を文章や言葉に込めると、
「この人の考えは好きだ!」
「この人の考えは嫌いだ!」
という気持ちになります。そして、「好きだ!」という気持ちがあなたに対する共感を生み、信頼が構築されていきます。
3、世界観とは?
世界観というのは、
「あなたが目指していく理想の世界」
のことになります。例えば、僕のようなインターネットで、情報発信をしてビジネスを行なっているのであれば、
「どういう人生を手に入れることができるのか?」
ということを重視して「世界観の構築」を行ないます。僕であれば、
「自分が生きたい人生を選択できるシンプルな人生」
を目指していくことを目的として情報発信をしています。僕がこのように発信している理想の人生を同じように目指していきたいと思ってくれた方は、僕と一緒に成長をしていきます。
また、「理念」を持つのもすごくいいですね。例えば、appleであれば
「よりシンプルに」
ということを中心とした製品作りをしています。そして、この世界観や理念に共感し魅力を感じた人はファン化していますね。特にapple製品がリリースされるときは、ものすごい行列を作ってまで我先にと商品を買います。
これは、様々なビジネスでも同じことが言えるのです。実際に僕が以前、プロモーションを行なった時には、商品をリリースする前から、
「早く商品を紹介してください!」
「絶対に購入させていただきますのでよろしくお願いします!」
という決意表明をたくさんいただきました。しかも、このような自分のことを信頼してくれる人は、その後も商品を購入してくれることになります。
要は、その世界にたどり着くまで自分の商品は販売していくことができるということ。そうすることで、ネットビジネスであれば稼ぐことだけを目的とした人だけじゃなくて自分と長期的に付き合っていきたいと思ってくれる人が集まってくれます。
このような、信頼関係を構築することができる人が集まってくるとビジネスもものすごく進めやすいですし、何よりも楽しいです。僕も自分の好きなことに共感してくれる方や自分に付いてきてくれる方がいるからこそ、今でもこうやってビジネスを行うことができています。
なので、世界観というのは、自分の理想のお客さんを集めることができる「最強の武器」でもあるということです。正直、嫌いな人とビジネスなんてしたくありませんからね。
嫌いな人がいるだけで、モチベーションも下がっていきますし、ビジネスに対してのやる気も失います。その結果、ブランディングが崩壊していくので、世界観を出していくことはかなり重要だと僕は思っています。
もちろん、機能的価値も感情的価値も重要ですけどね。以上が、ブランディングを形成していく上で重要な3つのポイントになります。
まとめ
ということで、今回はブランディングを形成していくポイントというのを中心として、お話をさせていただきました。
- 機能的価値
- 感情的価値
- 世界観
この3つのポイントを
“バランスよく”
高めていくことが重要になります。1つでも欠けてしまうと、ブランディングは崩壊してしまうので、この3つを意識してコンテンツ作成を行ないましょう。
それでは、今回はこの辺で。